■職務内容
【ポジションの概要】
ウルシステムズのプロジェクトマネジメント支援(PM支援)とは
業務システムの導入や新規サービスの立ち上げといった各種プロジェクトにおいて、クライアント企業のプロジェクト責任者を参謀としてサポートします。クライアント企業のプロジェクト責任者はビジネスのプロですが、プロジェクトマネジメントについては必ずしも十分な知見を持っていません。どのようなスケジュールでどんなマイルストーンを置くべきか、どんな要素を検討するか、注意すべき落とし穴はどこか。責任者が的確に行動できるようサポートします。お客様の企業規模や組織構造、社風、プロジェクトの種類や規模によりマネジメントへのニーズが異なります。ウルシステムズはお客様の状況に合わせて必要な支援をフルカスタマイズで提供します。
以下はプロジェクトの具体例です。
①大規模基幹システムのリプレースの支援
大企業が基幹システムの刷新や大規模モダナイゼーションなどを行う場合、複数のコンサルティング会社やシステム開発会社が関わるマルチコンサル・マルチベンダープロジェクトとなるケースがあります。こうしたプロジェクトにおいてクライアントがイニシアチブを握るための支援を提供します。このタイプの案件ではコンサルティング会社やシステム開発会社のアウトプットをレビューするなどベンダーコントロールの色合いが濃くなります。ただし、発注者がボトルネックとなっている場合は発注側の活動を支援し、ベンダーへのインプットを円滑に行えるようにします。単なる工程管理ではなく、ユーザーやベンダーの間に立ち、プロジェクトを成功に導きます。構想策定のフェーズから、調達、デリバリフェーズまでサポートするため2年~3年かかる案件も珍しくありません。
②内製化に注力しているサービス事業者の支援
デジタルを事業の中核に据えている企業ではシステム開発を外注せず、自分たちで内製しているケースもあります。こうした企業を支援する場合、顧客との共同作業の色合いが強くなります。マネジメントや技術など顧客に足りない要素を補う形の支援となります。ニーズとして多いのは内製チームのアドバイザリーです。クライアント企業や協力会社の社員によって構成される内製チームが効率的に開発作業を進められるよう助言します。スキルや経験にばらつきがあるエンジニアが協調できるようルールやプロセスを考えることもあります。この場合、多数の協力会社を指揮するプライムベンダーに近い動き方とも言えます。企業によっては複数の内製チームがそれぞれの担当サービスを並行して開発していることもあります。このような場合、複数のプロジェクトが互いに整合するように調整する「プログラムマネジメント」を担当することもあります。
③新規サービスの立ち上げ・PoC(小規模×プレイングマネジメント)
新規サービスの立ち上げやPoCのように試行錯誤や短期間での成果を求められるプロジェクトを支援することもあります。こうした案件ではプロジェクトの規模が小さく、人員も少ないのでプレイングマネジャーの要素が強くなります。ベンダーと一体となってシステムを設計・開発することもあります。アジャイル開発を進める場合は、アジャイルコーチやスクラムマスターなどを依頼されることもあります。
【募集の背景】
この求人はコンサルティング本部傘下のDX推進部のポジションです。DX推進部はプロジェクトマネジメント支援に特化した部門です。現在、顧客からの引き合いに対してお断りしている状態が続いています。増員要請が来てもお応えできない状態が続いているため、積極的に募集しています。
SIer、事業会社、コンサルティング会社など様々なバックグラウンドを持つ社員が活躍しています。
【ウルシステムズのPM支援で味わえる醍醐味】
ウルシステムズの発注者支援コンサルティングはお客様側の立場でプロジェクトを推進することになり、コンサルティングファームやSierに比べお客様に近いところでコンサルティングする経験を積めます。
コンサルやSIerの立場では、「なぜ要件を決めてくれないのだろう」、「なぜ仕様を言えないのだろう」、「なぜ承認しないのだろう?」といった思いを抱えても、待つことしかできません。発注者側のプロジェクトマネジメントでは、こういった発注者側の課題を解決しつつ、受注者側の課題も解決していきます。
ウルシステムズのコンサルタントは、特定のソリューションを担ぎません。特定のソリューションを使ったビジネスを取らなければいけないという制約がありませんので、常に、ITのプロとしてお客様にベストな選択肢を提言することができます。常に正直に伝えることで、お客様の真の参謀役になることも可能です。
大
規模な数十億円~数百億円の案件では、ベンダ側だと数百人で成し遂げる達成感がありますが、同社のように発注者側だとPMOとして数名でやり抜くというまた違った達成感があります。
お客様が内製の場合は、お客様と一体となってプロジェクトを推進します。発注者以上に当事者意識を持って取り組みますので、1つ1つの会社に転職して成功に導いている、成功請負人のような達成感を得ることができます。
【キャリアパス】
約2週間にわたる導入研修でコンサルティングの基礎技術を習得後、スキルや経験などの「強み」が生かせる案件から活動をスタートします。その後のアサインは本人の意向を可能な限り尊重しています。ご自身のキャリアビジョンや適性に合わせて、大規模案件やダイナミックかつスピーディな案件、とことんお客様に寄り添う案件など幅広い経験を積んでいただくことが可能です。もちろんDX推進部で経験を積んでから、構想策定や企画といった超上流の部署へチャレンジすることも出来ます。
<ウルシステムズで働く醍醐味>
【リーディングカンパニーの最新ビジネスに携われる】
お客様は国内屈指のリーディング企業。もちろん100%プライム案件です。ビジネスを左右する戦略的なプロジェクトに参加し、前例のない難問をお客様とともに乗り越え、最新のビジネスが生まれる瞬間に立ち会う。それが叶う環境です。
【社員が会社の主体である】
数字先行の売上目標を立てない、管理業務を極限まで圧縮する、多様なキャリアを用意するなど、社員の心地よさを重視した組織運営が徹底されています。
【中立・独立の立場に徹する】
ウルシステムズは中立・独立の立場でお客様を支援しています。構築案件の受注を目的としたコンサルティング、特定の製品・サービスを前提とした提案を行う必要はありません。良心に基づいて最適な解決策を提案できます。
【全体像を見渡せる立場で仕事ができる】
チームの平均人数は3~4名。開発案件でも10名を超えることは稀です。1人のメンバーが幅広い役割をこなします。巨大なチームの歯車として細分化された仕事をこなすだけでは得られない面白さに出会えます。
【意欲ある仲間と切磋琢磨できる】
ウルシステムズのメンバーは皆「いい仕事をしたい」という思いを持ち、お客様の課題と真正面 から向き合い、自己研鑽を重ねています。尊敬できる仲間と切磋琢磨して己を高めたい人には自 信を持ってお勧めできます。
<創業の背景>
2000年7月、現会長の漆原が「日本のIT業界を変革したい」という思いで同社を創業しました。大手IT企業が受注した大型プロジェクトを細かく切り分け、下請け企業にアウトソースする、いわゆる「多重請負構造」が一般的でした。下請け会社のエンジニア達は、お客様の顔が見えない中、黙々と指示された開発を行う状況でした。スタンフォード大学研究員としての留学を経て、アメリカから帰国した漆原は、その光景に強い違和感を覚えます。かつてシリコンバレーで見た、「持ちうる技術をとことん発揮し、お客様の事業を変革していくイキイキとしたエンジニア達の姿」とは対照的だったのです。事業をテクノロジーの力で全く新しい姿に変えてしまうエンジニア達のプロフェッショナルな集団を作りたい” そんな強い思いで、今から約23年前、東京の虎ノ門でウルシステムズを創業しました。
<ウルシステムズがやらないこと>
我々は、創業3年目に大きな壁を経験しました。その時に、改めて立ち止まって考え「我々は何のために存在するのか?」同社のDNAを再確認しました。そのDNAを今日まで守るために、「自 分たちがやらないこと」を明文化した独自の憲法を策定しました。この憲法は、今でもウルシステムズのDNAを守る役割を果たしてくれています。
・実現不可能”口だけ”コンサル
・開発目的の作為的コンサル
・単なるパッケージ導入
・御用聞き型システム開発
・パートナーへの丸投げ
・安くて悪い人月ビジネス
・マージン目当ての商社ビジネス
・お客様のためにならないIT導入
・単なる人材派遣
・技術者の自己満足
・挑戦なき保身やらない言い訳
・質の低い仕事・責任転嫁
皆さまの中で、何か一つでも共感された項目があれば、我々のDNAと合うかもしれません。そんな方は、是非一度お話ができれば幸いです。